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論文・資料

Myofascial pain, fibromyalgia or fibrositis?

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頭痛研究の著名な研究者が、頭痛研究からのアプローチで顎関節症、筋筋膜痛、線維筋痛症について解説しています

著者:JMS Pearce(Hull Royal Infirmary)
 Europian Neurology誌 2004年;52:P67-72
  
 筋筋膜痛、線維筋痛症と結合組織炎と言う用語について、厳密に検証する。それらの用語は非特異的な筋骨格性の痛みと疼痛の診断名であって、エビデンスの分析によると、これらの診断名は、明確な身体的徴候または一定の病理学的または生化学検査の異常値によって決定できるものではないことが示されている。

これらの診断名によって明確に表現されている筋、筋膜、線維組織の障害の、客観的なエビデンスはどのようなものだろうか?『局所性の疼痛』または『慢性疼痛』という用語は、単に状態をそのまま表現しただけで、診断のための基本やメカニズムに則っているわけではなくい。単に臨床的問題を言い換えただけに過ぎないのである。

 異なる診断基準にもかかわらず、慢性疲労症候群を含むこれらの症候は、多くの人口統計学的かつ臨床類似点がある。特に明確な点は、圧痛点とトリガーポイントの存在である。実際、これらの用語(筋・筋膜痛症候群、線維筋痛症)はしばしば明確な区別なく、混乱して使われるものである。

これらの疾患の間には症状、理学的所見、臨床検査、機能的な状態、心理社会的特徴と精神障害に関して僅かな違いしかない。本論文の意図は、痛みと疼痛の存在を否定しようとするものではなく、これらの用語の有用性を厳密に調べようとするものである。唯一の身体的徴候は、筋肉または筋付着部のトリガーポイントの存在である。

 研究が示すところによると、トリガーポイントは疼痛に関連した一般的症状の指標であるが、(統計的分析によると)それとは別個に疲労と抑うつとに関連している。トリガーポイントは一部の健常被験者でも存在しているし、同じ個人でも時によって変化する。また、トリガーポイントでは明白な病理学的変化は認められない。

 それゆえ、これらの一般的に使われてきた診断名は、はっきりと識別できる疾患を示すものではない、と言われてきた。そのような主張に対する、可能であるが未証明の対立仮説は、これらの症状は抹消と中枢の神経性疼痛に関連し、ある場合には心理的または故意により修飾されるというものである。
                  

 



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