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福岡市のかみ合わせ治療専門の顎関節症クリニックです。

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〒841-0032 福岡市早良区小田部1-29-48

顎関節症の基礎的知識1

一般的に行われている顎関節症治療の背景と、その問題点をまとめました

方針イメージ


科学的研究法で明らかにされたこと

90年代から行われた大規模な疫学的調査は、顎関節症の予後について新しい知識をもたらせました。90%のケースでは顎関節症の症状はそれほどひどくならず、自然に治癒してゆくことが分かったのです。しかし、残り10%のケースでは重症化、慢性化することも分かりました。

重症化、慢性化するケースでは通常の治療法は効果がないことも分かりました。そして、こういった難治性の顎関節症患者は専門医のところに集中して受診する傾向があるため、一般の開業医は難治性の症例に出会うことは稀なのです。そのため、難治性の顎関節症に対する知識は一般的歯科医には普及しているとは言えない状況になっています。

2010年7月に日本顎関節学会がまとめた「顎関節所患者のための初期治療診療ガイドライン」によると、

咀嚼筋の痛みを主訴とする顎関節症患者(痛みが顎に限定している症例)で、精神・心理的要因が原因でなく、症状の強さが中程度以下の場合はスタビライゼーション型スプリント(一般的なスプリント)を使用してもよい。(弱い推奨、強い根拠なし)

となっています。弱い推奨、強い根拠なしですから、スプリントの有効性はさほど当てにならないということになります。

言い換えると、ガイドラインは現在のところ難治性の顎関節症どころか、通常の顎関節症においても有効性の確かな治療法が無いと言っていることになります。また、ガイドラインは顎以外に症状のある場合には、顎関節症の専門医でない一般医は、一般的でないタイプのスプリントに使用をしないことが望ましい、としています。


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