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福岡市のかみ合わせ治療専門の顎関節症クリニックです。

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顎関節症の基礎的知識2

一般的に行われている顎関節症治療の背景と、その問題点をまとめました

方針イメージ


難治性の顎関節症で一般医を受診すると


もし、あなたが難治性の顎関節症であったなら、あなたを診察した歯科医は、いつもと勝手が違う顎関節症にずいぶん戸惑ったことと思います。いつもは効果があるスプリントは役に立たず、鎮痛剤も痛みを制御できない。歯科医は困り果てたことでしょう。その困惑の表情は、あなたには頼りなく不誠実に見えたかもしれません。

 もし、あなたが顎関節症について書かれたインターネット上の情報を読んでいたなら、顎関節症は治るものだと思っていたでしょう。
 しかし、一般の開業医が書いたそれらの情報は、予後の良いタイプの顎関節症に関するもので、難治性の顎関節症には当てはまりません。インターネットで得た知識に反して症状が改善しないのですから、あなたは歯科医の腕が悪いとか、なんて勉強不足な歯科医だ、などと思って、腹が立ったかもしれません。  

 予後の良し悪しばかりでなく、スプリントが効く顎関節症と、効かない顎関節症が存在することが確認されたのは、21世紀に入ってからのことです。驚くほど最近のことなので、この知識が日本の歯科医の間に広がるには、まだかなりの時間が必要になるでしょう。


新しい研究

 一方、スプリントが効かない難治性顎関節症のメカニズムについての研究も、急速に進んできました。数年前に、アメリカリウマチ学会のメンバーを中心とした線維筋痛症の研究者たちは、顎関節症と線維筋痛症では「中枢性感作」と呼ばれる共通の異常現象が起きていることを突き止めました。線維筋痛症とは、全身の激しい痛み、睡眠障害、気分の落ち込み、集中力の低下、過敏性大腸炎、激しい生理痛などの症状を持つ病気ですが、スプリントの無効な顎関節症は線維筋痛症移行型の顎関節症であることも分かりました。これも、最近のことです。



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