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福岡市のかみ合わせ治療専門の顎関節症クリニックです。

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噛み合わせ治療についての私の考え〜治療法のバックグラウンド

なぜ、噛み合わせで様々な症状が現れるのでしょう?

方針イメージ


頭痛、腰痛、肩こり、多くの人を悩ませるありふれた病気ですが、実はそのメカニズムについては多くは解明されていません。
 最近、原因となるメカニズムについて、新しい考えが広まってきました。それはMyofascial Pain(MPS, 筋・筋膜痛)と言う考え方です。


この概念の最初の研究者は1960年代のホワイトハウス所属の医師で、ケネディ大統領の主治医だったDr.Travell です。その後の研究で、MPSの正体が徐々に明らかにされると同時に、罹患率がとても高いことが分かってきました。ウィスコンシン医科大学の Dr.Nathan、J.Rudinの研究によると、筋骨格系の痛みの内、37%から85%はMPSが原因だということです。


 さらに、近年の研究によって腰痛、肩こり、顎関節症、緊張型頭痛などの筋・筋膜痛はFibromyalgia(線維筋痛症、FMS)と関係が深いこと、筋・筋膜痛と線維筋痛症(FMS)が連続した疾患であること、大胆にわかりやすく言えば極端に悪化した筋筋膜痛が線維筋痛症(FMS)であると考えられるようになってきました。


 慢性的な肩の筋の痛み、慢性的な腰痛、慢性的な足の筋痛などは単独に起きるだけでなく、相互に関連して起きる場合があり、場合によっては体のいろいろな部位に痛みが拡がることがあります。そして、痛みが拡がるにつれて睡眠障害、抑うつ傾向、注意力の低下、原因不明の微熱、大腸炎、膀胱炎や疲労感、意欲の低下などの症状が出始めます。


 顎関節症は顎が痛み、口が開きにくくなる病気ですが、顎の症状と同時に肩や首や背中にも痛みを感じることがあります。こういった全身症状や不定愁訴と顎関節症の関係については、歯科でもたくさんの研究が行われていますが、現在のところ、関係性と治療法に関しての歯科医の間でのコンセンサスは形成されていません。


 その結果、ほとんどの大学病院や歯科医院で、顎の症状と全身の症状は別個の疾患と考えられ、ほかの診療科、おもに精神科へ紹介される傾向があります。あごに関係した症状だという訴えは無視されてしまいます。
しかし、統計的には顎関節症患者の10%に肩の痛み、首の痛み、腰痛、睡眠障害などの随伴症状があると言われていますので、多くの患者さんたちが行き場を無くしている深刻な現状があります。


 論文・資料のページで示すように、顎関節症は線維筋痛症(FMS)と特別な関係があります。
噛み合わせによっておきる全身の不快症状、不定愁訴、抑うつ、めまい、慢性疲労、過敏性大腸炎、睡眠障害は線維筋痛症との関連で考えると、非常に明快に理解でき、効果的な対応策をとることができます。これらの新しい医学知識を活用することで、従来のややオカルト的なかみ合わせ治療の考え方から抜け出すことができるのです。




下の写真は、2014年にリーダーズノート社から発行された、患者向けの線維筋痛症の解説書です。
この中で私の治療法も紹介されています。
記者の方からの視点で上手にまとめられています。こちらもご覧いただけると理解が進むかと思います。
福岡市にお住まいの方は福岡市総合図書館で貸し出していますのでご利用ください。
ここで買えます


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